A Piece of Paper.

「現実」と「非現実」のはざま。

イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

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このタイトル、なんか聞いたことある!と思った方。ぜひ読んでください。

最近、ちょい人生に迷い気味で整理するためにも読書をよくするようにしているのですが、本当に良書でした✨

慶應義塾大学 環境情報学部教授&ヤフー株式会社 CSO(チーフストラテジーオフィサー)の安宅和人さんという方が2010年に書かれた本ですが、時代関係なしに必須のスキルだと感じました。

この本を読んでケーススタディをやると理解が深まるんだろうなと思いながらいましたが、課題・問題は仕事をしていれば尽きないですが、それぞれに「どうアプローチをするのか」ではなく、まず「それやらなアカンのか?」という観点で物事を動かすのにクリティカルなポイントをしっかり押さえてから間違えないアプローチをとることで効率的にビジネスを進めていくというのが趣旨でした。

その方法論や考え方が丁寧に書かれており、ある別の方の最近の本を読んだ際に良書として引用されている理由がわかりました。

11年後の言い訳

この本は発売から11年たっているわけですが、当時に話題の本となっていたことは薄っすら覚えています。

ただ、よほど意識が高い20代前半でないと手に取ることは少ないんじゃないかなぁと思います。

その頃、右も左もわからないなか医療系ベンチャーで海外からユニークな商材を輸入しマーケティングする企業におり、死に物狂いで激務に追われ知的生産活動は一切していなかったため良書と言われようが、何と言われていようが手に取ることはありませんでした。

振り返ればもっと○○しておけばという考えもありますが、僕は反省はするもののクヨクヨしない主義なので後悔している暇があれば今からでも始めるタイプです。

30代も半ばに差し掛かり、日々仕事に追われていた状態から落ちてくるテトリスのブロックのように仕事を上手く整理できるようになり、生活のバランスが取れるようになってきました。

そんな今だからこそ、読書は有効だと感じています。時々雑誌の特集などで載っていますが、少し昔の本でも今でも著名な方の推薦本に名前が挙がってくる書籍は普遍的な価値を持っていて日々の実務に直結するスキルとなることが多いと実感しています。

読書が楽しいと思えるようになったのはわりと最近な僕がこんなことを書いていると、そこら中からつつかれそうですが、読書の秋を楽しみましょーーーーー!!

 Tachimimi.

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