家を建てた話:きっかけ編
コロナウイルス感染拡大が騒がれ始めたのが一昨年の暮れ。感染がいよいよ実生活に影響が出始めたのが昨年の春でした。
この2年がまるで夢のようと言いますか、実感が湧かない時間だったように思います。
そんななか、テレワークや外出制限で自宅の生活が増えてきました!
はい、僕も御多分に漏れず家を買いました🎉
※写真はイメージです。
もう少し詳しく書くと、買ったというより注文住宅で家を建てることにしました。そのきっかけを書いてみようかと思います。
大きく分けて3つの理由
- 妻のテレワークの増加
- 住環境
- ライフプラン
1.妻のテレワークの増加
基本的に僕は営業職なので外勤していることがほとんどで、帰ってきてからと休日ぐらいしか家にはいません。
一方で、妻の会社は週1回の出勤のみとなり、逆に言うと週5日のうち4日間は自宅での仕事となりました。
そうなると多くの人が感じているかもしれませんが、生活に支障が出てきます。今まで快適に住んでいたスペースに仕事場を設けると必然的に動線や物の配置、機能など様々な観点で変化が生まれ、何かを優先すると何かが不自由になります。
妻の要望はこれからもテレワークが続く可能性は十分にあり、専用スペースが欲しいとのことでした。
そして、僕は帰ると仕事は9割がた終わった状態。妻は生活空間で仕事中。このアンバランスは不和を生みます。また、僕としても仕事に関連するものが生活空間に出てくるので落ち着かないというのもあるかと思います。まずこれが1点目。
2.住環境
今は割と都心の商店街があるメインストリートの裏手にある住宅街の一角に住んでいます。
飲食店はいっぱいあるし、交通の便も良くて気に入ったエリアではありますが、7年ぐらい同じエリアに住んでいて心機一転しても良いかと思ったのと自然が近い環境も良いなと思い、23区内ではあるものの大きい公園が近くにあるエリアに住んでみようと思いました。また、妻が大学まで過ごしていた街に戻って生活をしたいという希望も大きかったです。
僕は田舎出身ですし、都会は好きですが都心に住んでいる必要はない気もしていました。いざとなれば、東京は電車ですぐに都心に出られるので特に心配もしていません。
公園があればきっと犬も喜ぶことでしょうし、2~3分歩いて公園に行きベンチでコーヒーを飲んだり本を読んだりする生活も容易に想像できました。今は自粛しなければいけませんが、コロナウイルスが落ち着いた暁にはピクニックなども楽しめるかもしれません。
生活のバリエーションが増える選択にきっとなると思ったのが、2つ目の理由。
3.ライフプラン
勤め先にもよるのだと思いますが、今の家は賃貸で会社からの住宅補助がしっかり出ています。しかし、勤続年数によって減り自己負担が増えてきます。
正直、まだ今の家を安く借りられる状況にはあったのですが、サラリーマンですと可能性としてあるのが「転勤&単身赴任」。これが想定する中でインパクトが大きかったです。
僕とほぼ同時期に転職組として入社した先輩も少し前に建売の住宅を購入しました。その理由を聞いて納得したのが、万が一、転勤で単身赴任した場合に賃貸×2軒はさすがに無理!という話です。
確かに転勤先の住宅は補助が出て家賃は格安になります。しかし、家族が住んでいる賃貸は丸々家賃がかかってきます。水道光熱費も余計にかかってきます。そうなると自己負担は急激に増えます。高給取りで関係ないッスという方でしたら気にするほどのことでもないですが、一般サラリーマンには由々しき問題です。
今、30代半ばというタイミングで35年ローンを組もうと思うと70歳...。まぁギリギリのタイミングです。
恐らく前倒しで返済はすることになるとは思いますが、年齢的にもちょうど良いし、賃貸は資産になりませんが稼ぎを何かのカタチで残すことが出来ます。
自分がどういう勤務体系になっても良いという、ある意味、自由を手に入れることにもなるというのが3つ目の理由です。
もっとライフプランナーとかファイナンシャルプランナーに相談をして考える方が良いのかもしれませんが、結果的に良い選択になるイメージの方が強かったので妻と相談し新築を建てることにしました。
以上が、ざざざっと書きましたが家を新築したきっかけです。
僕は人生で都心ではないものの、東京都23区に家を建てるなんて想像すらしていませんでしたが、もうすぐ自分の家が建つなんて不思議な感じです。
これから少しずつ、ハウスメーカーをどう選んだのかとか、建てるまでのプロセスを今後、家を建てようとしている方に参考になればと書いてみます。
次はハウスメーカーをどう選んだのかについて書いてみます。
Tachimimi.