A Piece of Paper.

「現実」と「非現実」のはざま。

家を購入するにあたって:考えるポイントとプロセス

現在我が家は建築中のため、まだ住んでいない状況ですが家を購入するにあたって考えるプロセスって意外と煩雑になりやすいな~と思ったので整理して書いてみます。

f:id:tachimimi:20210922003509j:plain

絶対にしておきたい3つのこと

  1. 今の生活のレビュー:良いところ&悪いところ
  2. 仕事と収入、購入予算など家計の計算
  3. 住みたい家、住みたい環境を書き出して譲れないTOP3で話し合う

1.今の生活のレビュー:良いところ&悪いところ

家を建てようかな。って思ったということは、「今の生活からココを良くしたい!」「ここがちょっと好きじゃない。。。」「これが便利!」「ここが嫌い(-"-)」など色んな思いがあると思います。

それをバァーーーーーっと書き出しましょう💡

f:id:tachimimi:20210922004131j:plain

なぜかというと、それらの一つ一つが家を考えていく上でのヒントになっていきます。

その中でも絶対に譲れないものだったり、そこまで優先度が高くないものだったり色々あると思いますが、とにかくいっぱい書き出して整理をします。

整理する項目としては、

「部屋の間取り・使い勝手」「住環境」「立地」このあたりはマストで押さえておきたいところです。

細かいところでいくと、「夜間のゴミ出しNG&ゴミ収集が朝早すぎて共働きにはしんどい」「駅が微妙に遠い」「スーパーが近くに3軒ある」「寝室はそこまで広くなくて良い」「トイレが微妙に狭い」など些細に感じていることをこのタイミングで吐き出しておくと、お互い意外と気にしているポイントが違うことが多いので相談するときにスムーズです。

また、お互いの考えが見えてくるので余計な物件の下調べなどが減って結果的に効率的なプランニングに繋がります。

2.仕事と収入、購入予算など家計の計算

f:id:tachimimi:20210922004952j:plain

僕はわりと家を建てることを決めてから妻に尻を叩かれながら考えたわけですが(苦笑)、これは先にやっておくと家づくりをするときに予算感がはっきりするので良いと思います。

何でもそうですが、費用をかけようと思えば青天井です。一方で、割り切って費用を抑えることもできます。

収入に対してアンバランスな家を作ってしまうと、身動きが取れなくなってしまい人生が窮屈になってしまいます。一方でせっかく建てる家をこだわりたいという気持ちも理解できます。そうなったら、ある程度のライフプランを立ててみるのが良いと思います。

家族構成や保険など様々な構成要素を以て生活を組み立てていくことになるので、予算がギリギリになる人ほどフィナンシャルプランナーの力をお借りするなど、費用をかけるのはもったいなく感じますがスタートが肝心なのでキッチリ計画をしておくことをおススメします!

ちなみに僕のパターンは、前記事にも少し書きましたがファイナンス面ではざっと、

・家賃補助が2~3年以内に終わってしまうこと

・住宅ローン減税が3年延長されて13年間適用

・ローンの返済計画とサラリーマンを続けた場合の勤続年数

→35年ローンを組んだ場合にいつ払い終わるか

が検討材料として大きかったように思います。

3.住みたい家、住みたい環境を書き出して譲れないTOP3で話し合う

f:id:tachimimi:20210922010556j:plain

僕の場合は住むエリアについては妻に要望があり、僕も違和感がなかったので了承して即決でした。

ただ、土地から探すor建売を探すとなるとエリアから考えることとなり、なかなか絞り込むのは大変だと思います。

そのような場合には、「勤務地からのアクセスは○○分以内」「駅までは徒歩何分」「大きい公園が自転車圏内」「繁華街から距離がある」など立地条件というテーマに譲れないTOP3をやると良いと思います。

どんな家に住みたいか。コレ、結構重要なテーマです。が、、、家って構成要素が多いので、もう少し細分化して譲れないTOP3をやると良いと思います。

建売の場合には希望の設備に合っているかを判断する基準になりますし、注文住宅の場合には改めて記事を書きますがハウスメーカー選びをするときに必要な情報になります。注文住宅の場合、提案を受ける際に基本的な設計のラフを作成いただきます。その設計図と工法などを掛け合わせながら僕らは決めました。

考えていくプロセスとしては、「家」と「住環境」に分けてから各テーマを細分化。

「家」を間取り・設備・水回り・庭などざっくり分けます。

「住環境」は、立地・周辺施設などのテーマに分解するのが良いと思います。高齢の方との同居する場合に、病院が近い方が良いとか家の前に車が付けやすい道路なども住環境で考えるべき要素です。

例として「間取り」。3LDKが良い。納戸が欲しい。屋根裏収納をつけたい。趣味の部屋が欲しい。ウッドデッキが欲しい。など譲れないポイントを3つ決めます。

ちなみに僕は、間取りについては3つ。料理が好きなので「使いやすいキッチン」。付随して外で人目を気にせずビール🍺を飲みたいので、費用はかかりましたが「ルーフバルコニー」。そして本とパソコンをいじる「小さな書斎」。この3つはマストで要望しました。

テーマを「水回り」と設定しても、トイレ・風呂・洗面・洗濯の動線など色んな観点があります。住む地域によっては、部屋干しが簡単にできるランドリールームなども検討しても良いと思います。

suumo.jp

ちなみに、ランドリールームは便利だと思いました。ご興味がある方は上の記事をイメージするために読んでみてください。

テーマに細分化して、譲れないポイントを3つまでに絞ることで全体像の輪郭がはっきりしてきます。あとは、前項で書いた予算とのバランスです。

そこはハウスメーカー選びの記事でも書こうと思いますが、交渉を具体的に行うことで理想に近い家へと近づいていきます。

そのあたりについては、また改めて書きます。今日は、家を購入するにあたって考えておきたいポイントとプロセスのヒントを記事にしてみました。

 

 Tachimimi.

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村