この時期の風物詩。:山椒の実
毎年、この時期になると買ってきては冷凍しているのが「山椒の実」。
スーパーや百貨店で時々売っています。
パッと見で、これどうするの?という感じですが、めっちゃ便利なので買った方が良いです。
この実は、よく鰻にかけている山椒の熟す前の実です。
何に使えるかというと、
- 魚の煮付け
- ウォッカに漬ける
- 炒め物やチャーハンに入れる
- 和風パスタに入れる
- 佃煮に入れる
など、レパートリーは無限です。
山椒はミカン科🍊の植物です。青い柑橘類の皮も同じような香りがしますが、魚などの生臭さを消すのにも良いですし、ちょっと爽やかな香りをエッセンスとして入れたい時も良いです。
参考に書いてみましたが、お酒に漬けるのもオススメ🍸
最近、クラフトジンが流行っていてメジャーになりつつあるジン。和風の香りがするジンには必ずと言って良いほど山椒や柑橘が使われています。
これと同じような味がウォッカを使って家で作れます。
方法は簡単。ジンに必ず使われているジュニパーベリーと山椒の実を入れるだけ。
ジュニパーベリーは馴染みのないスパイスだと思いますが、肉料理やピクルス、ホットワインなど色んなシーンで使われています。
Amazonなら、500円ぐらいで買えるのでぜひ。
買ってきた後の処理の方法
お店に並んでいるときは枝についた状態で売られています。
正直に言うと、取るのは面倒です。笑
ですが、これをサボって市販の水煮になっている山椒の実を買ってきても全然香りと味が違うので手間をかける価値があるんですねぇ。
僕の場合は、下のような手順で処理をします。
- 手鍋にお湯を沸かし、塩をひと匙入れます。塩の分量はしょっぱくならない程度で大まかに。
- 30秒ぐらい茹でます。茹ですぎると柔らかくなるので、1分は長いかと思っています。
- ボールに取り、さっと水をかけて冷まします。
- 枝から実を取って水にさらします。
- 1時間ぐらいしたら、リードクッキングペーパーに置いて水気を取ります。
- ジップロックに入れて冷凍
こんな感じです。
慣れれば上の写真の量を15分から20分ぐらいで枝を取り分けることができます。
僕の編み出したと言うと大袈裟ですが、最短で分ける方法を紹介します。
効率的に山椒の実の枝を分ける方法
- あまりにも手に取る塊が大きいとやりづらいので、写真のように指先に綺麗に粒が並ぶぐらいに取り分けます。
- ボールの上で、実を向こう側に倒すように千切ります。
- その繰り返しです。1回に4〜5粒ぐらいは外れるので結構良いペースで処理ができます。
実の粒についている細い枝や、小さい実は食べる時に支障がないので、そのままにしてしまっています。
この後に冷凍するので、使うときにポロっと取れることもあるので、そんなに神経質になる必要はないです。
最終的にはこんな感じで1時間ぐらい浸けて、水分を取って冷凍します。
冷凍庫で1年ぐらいは持つので、お正月のお雑煮に入れても良いですし、ちょっとしたアクセントに本当に便利です。
1パックだと1000円ぐらいで買えると思います。楽天にも400gと量は多いですが、新鮮な山椒をクール便で届けている店がありました。
2021年信州天然山椒の実400g【ご予約受付中】朝採れ新鮮を直送/他の山菜と同梱不可。大小まとめてクール便配送/実山椒/生山椒/さんしょう 価格:2,600円 |
妥協して、冷凍や水煮を買っちゃダメですよ!笑
ぜひ、見かけたら買って試してみてください。
最後に
クックパッドになっている山椒の実レシピのリンクを貼っておきます。
僕も見て勉強しよう✊
TACHIMIMI.