A Piece of Paper.

「現実」と「非現実」のはざま。

大腿骨幹部を骨折した話≪手術編≫

前回記事で書き始めた大腿骨を骨折した話。

tachimimi.hatenablog.com

僕の場合は大腿骨幹部骨折と言って、見ての通り真ん中がポキっと折れました。

痛い写真がダメという方はいると思いますが、大腿骨を骨折した同胞の方向けに情報を共有しようと書き続けてみます。

前回は雪山で骨折をしてから救急車で運ばれて、そのまま入院したところまでを書きました。

ということで、今回は、、、入院中の話を書いてみます。

入院初日。

入院初日は前回の記事にも書きましたが、骨折⇒搬送⇒検査⇒入院という目まぐるしいあっという間の出来事でしたので、妻も最低限の荷物を持ったまま救急車に同乗したため、本当にいろいろ迷惑を掛けました💦

(僕を病院まで見届けた後にホテルに着払いで荷物を家に送ってもらい、一旦、自宅に帰って貰った上で急遽大急ぎで翌日、入院に必要なものを届けてもらいました。。)

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3連休の中日の日曜日に骨折をしたので、次に診療があるのは火曜日。つまり、先生たちのカンファレンスも火曜日。そこで患者の手術の優先順位を決めて、順番待ちとなります。

僕の場合は、検査の結果、直達牽引をしておけば待てそうということで水曜日の手術になりました。

聞いて驚いた術式

今回、僕が受けた方法は「髄内釘(ずいないてい)」という金属の棒を足の骨の中に入れて固定をするという手術でした。

始め先生から薦められた時にはあまりにも斜め上からの情報で頭が追いつきませんでしたが、僕の場合には骨折の周辺に亀裂骨折もあったため(どんなけ激しい骨折なんだよ)、この方法がベストということで選択しました。

骨折部から膝方向への亀裂が生じていたので、通常は足の付け根の方から入れるようなのですが、残念ながら膝から入れることになってしまいました。

膝関節は足の付け根に比べて複雑なため、リハビリに時間がかかり予後が悪い可能性が高くなるとのことでしたが、如何せん足が折れた状態ですので修復を優先しました。

その結果、、、

術後のレントゲン

骨の中に金属の棒が入り、足が真っすぐになりました!

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当然、折れたところは折れたままです。棒を固定するために膝側の骨の先に3本、足の付け根に2本のボルトを横から入れて固定しました。

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※ちょうどいい写真がなく、上の写真は通院時に撮ったレントゲンで少し骨が出来てきている状態です。

何が驚いたかって

まずは麻酔。膝から金属の棒を入れると聞いたら全身麻酔かと思いきや「腰椎麻酔」でした。つまり、下半身は麻酔が聞いた状態で、当然、上半身は麻酔が効いていないので起きている状態です。

手術中は起きているので、音や声は聞こえていて室内の様子も見えています。

そんな状態ですので、ドリルやら髄内釘を足に入れる音や振動が伝わってくるわけです。足は麻酔が効いているので痛みは全然ないのですが、ただただ驚きました。

そして、麻酔をする時間含めて2時間ぐらいで手術は完了。ちょっと頭がぼーっとすることもあり、あっという間でした。(意識がはっきりした状態で手術をするのが嫌な人は、僕は飲みませんでしたが敢えて頭をボーっとさせる薬があるみたいです。)

そんなわけで、

手術が終わると、あら不思議。足が真っすぐに戻っていました!!

腫れは引いていないですし、傷んだ周辺の組織の痛みはありましたがホッとしました。そこから僕は約1週間入院をしました。

この次に入院時の話を書こうと思います。では。

 Tachimimi.

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