A Piece of Paper.

「現実」と「非現実」のはざま。

東京藝術大学大学美術館がめちゃめちゃ面白い!

東京藝術大学大学美術館に行ってきました!

今回の企画展は『「新しい成長」の提起。』✨

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控えめに言って、めちゃめちゃ面白かったです!

さすが東京藝術大学。という展示ばかりでした。

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まずはドンと大きな作品。

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竹内公太さんの作品「王冠と身体」がお出迎えしてくれます。

そして、進んでいくと池田剛介さんの「衝立、屏風、パンデミック」と続きます。

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このテクスチャがカッコイイですし、衝立(ついたて)はコロナ禍にて活躍した以前ではあまり日常には現れることのなかったアイテムをテーマに、その意味を深堀しているのは興味深かったです。

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小泉明朗さんの作品「自由の呪文」。一風変わった雰囲気を醸し出している一角。

言葉と自分、自由との関係性を催眠術師の漆原正貴氏のスタディをベースに仕上げたという映像作品。

これも催眠術の要素と作品という観点のバランスが絶妙でした。

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毛利悠子さんの「Untitled」。Covid-19の流行と距離という事象を音という媒体とスピーカーやラジオという端末を利用して表現した作品。

このスピーカーの先にあるラジオを使用した作品は、飛沫の散る配置からインスピレーションを受けたそうです。

多くの作品と考えを作品に昇華するプロセスの妙

美術館の入口に置いてある各作家の場所やタイトル、作品に至る経緯が書かれている紙。これを是非手に取って観覧してほしい。

思考のアウトプットしての作品。そういう目線で作品を見ていくと、その思考のプロセスを感じながら楽しめるのではないでしょうか。

アートに触れると「何に関心を持っているのか」「何をどういう視点で切り取っているのか」「それをどう表現するのか」。そんなことを感じることが出来ると思います。

東京藝術大学大学美術館の今回の企画展は無料で観覧できました。町のギャラリー・画廊にフラッと入ってみてください。

作品に触れて感性を磨く習慣。すごく良いです!

秋の上野は紅葉が綺麗ですし、お散歩がてら行くのもオススメです。

 Tachimimi.

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