A Piece of Paper.

「現実」と「非現実」のはざま。

心に沁みる曲。Diana Ross:Touch Me In The Morning

10年ぐらい前、インターンを終えて初めて携わった仕事。

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6人のメンバーで死に物狂いになっていいました。

今だと、「よぉやってたな!」と思える面々。社長、事務の方、僕、元マックの店員、仕事未経験の高卒。

そんなゲリラ戦真っ只中のアパッチばかりで渡り歩いた日々が本当に懐かしい。

何もできなくて、どうしようもなくて、でもジタバタしながら。

本当に漫才のような時間でした。

今では印籠のようになった「ブラック〇〇」。

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今では「ブラック〇〇」と叫べば、世間の評判を気にする企業が怯み反発するご時世ですが、10年前はリーマンショック後に一旗揚げたいベンチャーがゴロゴロしていて、その大半が「ナニコレ」っていう世界でした。

僕がいた会社もそんな会社の1つでしたが、小粒揃いの集団ではありましたが威勢良く事務所を借りて頑張るには十分なエネルギーがありました。

今は東証一部の老舗企業にいますが、会社はそんな当時のような空気は全くなく上品そのものです。

それはそれでいいと思いますし、歴史とマーケットとの戦いは老舗企業にとっては日常茶飯事。

正解はないと思っているので、今は今とてそれなりに楽しんでいます。

朝帰り朝出勤。

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朝帰りといっても、やましいことをしていた訳ではなく、接待という名の遊興に励んでいたんですね。

30半ばになって、今となっては「なんて事してたんだ!」という反省の日々ですが、二十歳そこそこで銀座で接待する経験はなかなか出来なかっただろうと、今ではいい思い出です。

銀座に行き、飲んで終電を過ぎると、同席して下さったホステスの方に帰りの足代をお渡しするなんて今では考えられないです。

※その代わり、そこの店の方達は完璧なリードと場を作ってくださいます。

若いなりに、「あぁ、これが銀座。という意味なんですね」と悟った訳です。

接待後はカラオケで特訓

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そんな日々だったので、元インディーズバンドのボーカル社長と共に接待後はカラオケの特訓に行く訳です。当たり前ですが、夜中の3時ぐらいから。

今では考えられないレベルでタフな時間の使い方ですww

そこで歌いながら、セミプロの歌い方を習う訳ですが、ここで本当に歌が上手くなりました!!

たまにカラオケがめっちゃ上手い天性の才能を持った人はいますが、どちらかというと接待で鍛えられた系カラオケの上手さですが、今でも歌に関しては当時の社長には感謝しています。

そんな社長の十八番(おはこ)

自分でブログを書いてて、今の若いひとが十八番を「おはこ」と読めるのかな!?と思いながら、接待専用機として育てられた僕は70’sや80’sのフォークを中心に練習して歌えるようにしました。

今ではそんな営業マンいるんですかね?絶滅危惧種でも僕はそういう楽しみながら営業マンする人は好きだなぁ。

夜な夜なの戯言は良いとして、今日思い出した心に沁みる曲。

それは、ダイアナ・ロスDiana Rossの「Touch Me In The Mornig」。

社長が銀座のクラブでパリっと歌っていた絵は今でも思い浮かびます。

youtu.be

カッコ良かった。

ちなみに、転職してからは、カラッキシそういう接待が減り、僕は今でもフォークソング愛好家です。

コロナで最近は行けてないですが、スナックで熱唱。最高です✌️

 Tachimimi.

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