乗鞍岳に初めて登る。番外編:肩ノ小屋口〜位ヶ原山荘の登山道を下る
乗鞍岳登山の続きの話。
登山をした日:2017年10月中旬
前回は、畳平までバスで行き、そこから頂上へ登って降りてきたところまでを書きました。
体力に自身のない方はオススメしませんが、紅葉シーズンに行くと登山を終えて畳平に戻った後に更に紅葉を楽しむことができます。
それは、肩ノ小屋口〜位ヶ原山荘の登山道。
普段、運動をしている僕で山頂まで行ってから、このルートへ行くのはギリギリという感じです。逆にハイキングや登山に慣れている方でしたら大丈夫だと思います。
軽装&安易に行くのは要注意です。
が、、、、
めっちゃ良い景色なので、体調と相談しながら是非、行って見てほしいルートです!
まずは、畳平から肩ノ小屋口まで舗装された道路を下りていきます。
大雪渓を右手に下っていき、小さな建物があれば登山道の入り口はすぐです。
Google先生で調べてもルートは出てきませんが、ざっくりですが下のようなイメージで登山道を降りることができます。
このホームページにも肩ノ小屋口から位ヶ原山荘までのルートが載っています。
参考HP:乗鞍岳の紅葉ウォーク
http://www.tengallon.jp/at_walk/
バス停で大雪渓・肩ノ小屋口という停留所のあたりにお手洗いがあり、その横あたりが登山道の入口となっています。
ちょっとわかりづらいですが、小さな看板がたっているので目印にしてください。
登山道に入ると、舗装された道はなく小川の横を石がいっぱいあるなかを歩いていきます。
途中、ちょっと細いところがあったりと、剣ヶ峰に登ったのとは違った山道です。
道はだいぶ整備されていて、途中にはお地蔵さん?観音さま?があるなど登山客へのウェルカムな雰囲気があります。
歩いていくと、本当に紅葉を満喫するにはピッタリの風景が現れてきます。
上の地図をよく見るとご覧いただける通り、一旦、登山道が終わり車道に出ます。
そして、すぐ先にはまた登山道の入り口があります。
左側は初級編、右側は中級編です。
大切なことなので、再度書きますが右側は中級編です。。
こんな小川が流れていて、ぬかるんだ湿地のようなエリアがあったり、急な岩を降りたりと左側のエリアにはなかったような構造物がたくさんあります。
滑りやすい場所もあるので登山の準備は必須です。
軽装の場合は優しい左側のエリアだけでも楽しめるので、残りは舗装された道を下りても良いかもしれません。
ただ、右側のルートは苦労する分の価値は十分にある絶景が待ってます!!
勾配が急な谷があり、そこには紅葉をした木々が一面に広がっています。
まるで絵画のような景色です。
山頂のように高山植物ばかりで背の低い木ばかりの世界とは違い、広葉樹の紅葉が見られます。
チングルマの群生も左側のルートより多く、規模も大きかったです。
ピンク色がかった株もあり癒されます。
景色や周りの植物を楽しむには絶好のポイントです✨
出口の先には左手に木が倒れているエリアがあり、そのまま下っていくと位ヶ原山荘のバス停があります。
所要時間はゆっくり写真を撮りながら下りて2時間半~3時間ほど。
日が暮れるのは早いので時間に余裕を持って行くことは忘れずに。
紅葉を満喫するには、ピッタリなルートです。是非、オススメです!!
たち耳